最近は、内祝いをネットで注文する時代
自宅と私の実家は徒歩5分の距離なので、夫が宿直勤務の時は実家に泊まっている。私の部屋はそのままになっているし、最近は着ないけどまだ残しておきたい服や卒業アルバムなどは、そのまま全て実家の自室に残している。母が私の小さい頃のアルバムを引っ張り出してき、夕飯の後、デザートのパイナップルを頂きながら開いてみた。生まれたばかりの猿みたいな私と、とっても若くレトロな服装をした父と母。今はもう居ない、私の祖母も元気な笑顔で写っている。初めての赤ちゃんを迎えての、幸せそうで温かな家庭の雰囲気が、白黒写真からでも伝わってくる。
思い出話として、両親が結婚した頃の話を色々と聞いた。昔は今よりもしきたりに厳しかったから、結婚準備には手間やお金を要したということ。最近は結婚内祝いもネットで簡単に選べ、注文も支払いも気軽にできるが、昔は現金をもってデパートに買いに行ったということなど、昔の人はなんでも色々と大変だったのだと驚かされた。娘がお嫁に行くということは、実の親にとっては別れも意味することになるから、なおさら大切なことだったのだろう。花嫁が両親に指をついてお礼を言うシーンをテレビなどで目にしたことがあるが、近所に新居を構えた私にはピンと来なかったのはしかたあるまい。
ベーカリーレストランサンマルク|メニュー|結婚記念日コース-Saint Marc Holdings
結婚内祝いは、特に両親に相談することなく、夫と2人で、カタログから選んだ。注文はネットからして、支払いもカード番号を書き込むだけだ。発送日付や時間も注文時に指定ができ、相手方に届いたかどうかもネットで検索できるのだから本当に便利な世の中だ。
内祝いを準備するにあたり、大変だと思ったのは、沢山の商品の中からこれという商品を選ぶことくらいだった。値段別に用意されたカタログはその段階で既に選別されているのだが、その中から1つの商品を選ぶということは、想像以上に大変だった。どれもこれも魅力的に映る商品だから、全てを選びたくなってしまい困った。